QUICKファンドスコア

長期投資にふさわしいファンドがすぐに見つかる! Quickファンドスコア 長期投資にふさわしいファンドがすぐに見つかる! Quickファンドスコア

資産形成に取り組む個人投資家の参考になるよう投信を「長期投資にふさわしいかどうか」の視点で分析し、投資対象の資産が同じグループの中で相対評価し、個別ファンドを10段階の「総合スコア」でランク分けしています。スコアが10に近いほど同じ分類の中でほかのファンドよりも評価が高いことを示しています。

QUICKファンドスコアのポイント

  1. 長期投資にふさわしいかどうかという「投資の王道」の観点から評価されている。
  2. 「総合スコア」は1~10までシンプルに点数化されており、分かりやすい。
  3. QUICK資産運用研究所が算出することにより、客観的視点が担保されている。

5つの項目で多角的に評価

投信を投資対象の資産別に15のグループに分け(*)、その分類の中でどのランクになるかを多角的な視点で相対評価し、個々のファンドに1~10の総合スコアを付けています。
長期投資に向く投信かどうかは、以下の5つの項目で評価した上で総合スコアを算出しています。

5つの項目で多角的に評価

長期投資には運用実績を積み重ねた投信の中から選ぶのが望ましいとの考えに基づき、設定からの経過年数が長いファンドほどスコアが高くなるよう調整しています。スコアの付与対象は、設定後3年以上(インデックス型は10年以上)が経過した投信です。

(*)QUICK投信分類

株式(4分類) 国内株式、先進国株式、新興国株式、グローバル株式
債券(6分類) 国内債券、先進国債券 (投資適格)、先進国債券 (非投資適格)、先進国債券 (格付混在)、新興国債券、グローバル債券
REIT(2分類) 国内REIT、海外REIT
その他(3分類) 転換社債、コモディティ、バランス
  • QUICK投信分類はファンドを投資対象地域や資産などで区分したQUICK独自の分類であり、SBI新生銀行の投信分類ではありません。

スコアの違う3ファンドを比較

実際に運用されている「国内株式型」の投信のうち、図1では総合スコアが10と5と3のファンドをピックアップして比べています。
総合スコアが10の「ファンドA」は5項目とも評価が高く、各項目を点数化したレーダーチャートが正五角形に近くなっています。
これに対し、ファンドBやファンドCは形が小さくていびつです。

(図1)スコアの違う3ファンドを比較

(図1)スコアの違う3ファンドを比較 ファンドA
(図1)スコアの違う3ファンドを比較 ファンドA
(図1)スコアの違う3ファンドを比較 ファンドC

ファンドAのレーダーチャートを見ると、特に評価の高い項目が「リターン」と「分配金健全度」。リターンは過去の運用成績で評価し、長期で安定的にリターンを上げているファンドほどスコアが高くなります。分配金健全度は分配金がどれだけ運用益から支払われたかを比べ、分配金合計のうち運用益に基づく普通分配金の割合が大きいほど高い評価になります。

さらに「下値抵抗力」の項目では基準価額の一時的な落ち込みが小さいファンド、「リスク」では運用方針に沿ったリスクが取られているファンドほど評価が高くなります。一方、五角形の凹みがやや目立つのは「コスト」です。投資家が支払う信託報酬と購入時手数料(目論見書の最大値を期間按分した値)の合計が割高だと評価は低くなります。

ファンドA、B、Cの投資成果は?

図2では、実際にファンドA、B、Cにそれぞれ過去10年間投資した運用成果を比べています。 10年かけて合計100万円を積立投資した場合(毎月末に8,333円積み立てたと想定)、ファンドAは239.8万円の利益が出たのに対し、ファンドBの利益は126.5万円、ファンドCは52.3万円でした。

(図2)3ファンドの運用成果

(図2)3ファンドの運用成果

各ファンドの運用損益

積立投資 一括投資
ファンドA 239.8万円 173.8万円
ファンドB 126.5万円 84.0万円
ファンドC 52.3万円 ▲1.7万円
  • 積立投資は2007年10月~2017年9月の毎月末に8,333円ずつ合計100万円購入した場合、一括投資は2007年10月末に100万円購入した場合。

10年前に一括投資した場合はファンドAが173.8万円、ファンドBは84.0万円の利益が出ましたが、ファンドCは1.7万円の損失でした。同じスコアでも個々のファンドで運用成果は異なりますが、今回のシミュレーションで比べた3ファンドは積立投資でも一括投資でも利益が最大だったのはスコアが10のファンドAでした。

従来のファンド評価は運用効率を示す「シャープレシオ」と呼ばれる指標を使って、3年や5年など一定の評価期間ごとにランク分けするのが一般的ですが、QUICKファンドスコアはコストや分配金健全度といった投資家目線の評価軸を取り入れたのが最大の特徴です。評価期間を区別しないで、一つのファンドに一つの総合スコアが付いているので分かりやすくなっています。

株式会社QUICKが提供する内容をもとにSBI新生銀行作成

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[2023年6月1日現在]